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タイから日本にイヌネコが帰国するとき必要なマイクロチップの装着と狂犬病の抗体検査。抗体検査は動物病院におまかせも可だけど、動物病院で採血して血清を作ってもらい、自分で英国の検査機関に送ることもできます。動物検疫所が指定する検査機関はいくつかあるのですが、ここ(BIOBEST社)へは常温で郵便局から送れるし、日本語の記入フォームがあるのでラク。病院にお願いするより安くすむので、気力のある人はトライしてみてくださいね。
まず抗体検査の時期は、帰国まで6か月近くなってきたら。抗体検査をしてから、6か月以上はタイにいなくてはいけないからです(待機期間)。そして、抗体検査の有効期間は2年間です。
そして、抗体検査の前にマイクロチップを装着+2回以上狂犬病の予防接種を受けていること。もし前回、マイクロチップの装着と狂犬病の予防接種1回目を受けていたら、それから30日以上あとなら可です。今回2回目の予防接種をして、同じ日に抗体検査のための採血もできます。
さて、うちのヤイ&ジョジョの場合は、前回、マイクロチップ装着と狂犬病予防接種を受けていたので、30日後に予防接種と抗体検査。
まず、獣医さんにマイクロチップの番号を読み取って個体確認してもらいます。

次に狂犬病の注射。
そして採血。遠心分離してSerum血清(最低1ml)を作ってもらいます。

このとき大切なのが獣医さんに記入してもらう2種類の書類。
①日本の動物検疫所に提出する「Form C」
②英国の研究所BIOBEST社に送付する「狂犬病血清学証明書」(日本語版あり)
をあらかじめインターネットでダウンロードしておき、獣医さんに書いてもらいます(必要書類はうしろのほうにあります)。
それを箱詰めして郵便局からEMSで送ります。箱詰めの方法は「IATA650準拠の3重包装」というのにしなければいけないのですが、
簡単にいうと、
① 血清の入ったチューブ容器をセロテープで密封する
② チューブを綿の入ったジップロックに入れる
③ ジップロックの袋を衝撃緩衝材(まるめた新聞紙とかエアキャップ)とともに箱(1辺が10㌢以上)につめる
という3重の包装でもれを防いで送る、ということです。

というわけで参考までに、ダウンロードすべき書類のリストを。
動物検疫所のホームページ「犬猫等の検疫制度」
http://www.maff-aqs.go.jp/ryoko/newquarantine/newquarantine.htm
バイオベスト社のホームページへは検疫所のホームページのなかの「指定検査施設は」をクリックしていってください。
日本の動物検疫所のホームページより
① Form A (自分で記入)
② Form C (獣医に記入してもらう)
③ IATA650準拠3重包装の例
http://www.maff-aqs.go.jp/ryoko/newquarantine/quarantinesystem/import/kessei/iata650.htm
Form A、Cは狂犬病汚染国(タイとか)から帰国する動物のためのフォーム(計3枚)。3重包装の例は、血清の箱詰めの仕方が絵入りでくわしく書いてあります。
BIOBEST社 ホームページより
① 狂犬病血清学証明書 Rabies Serology Certificate
② クレジットカードでの支払いの紙 Rabies Serology Credit Card Payment
③ バイオベスト社の輸入許可証 Import License (イングランド用スコットランド用の2枚)
④ パッケージラベル
① の血清学証明書は日本語版があるので便利。Form Cとともに獣医に記入してもらいます。
支払いの紙にはクレジットカード番号などを記入。支払いは英ポンドになります。
輸入許可証は2枚。ただ箱に入れて送るだけ
パッケージラベルは血清送付上のいろんな注意が書いてあるもの。箱の外側に貼って送ります。
さて、
ここまで読んでどうでしたか、メゲましたか。私の友達はほとんどがメゲてました。実際に自分でやったのは私ともう1人だけ。メゲた方のためにおまけ情報です。トンローのチャロンスック病院では、マイクロチップと狂犬病の注射と抗体検査、コミコミで1万5000バーツ。2頭同時の採血+抗体検査だったら、送付代が浮くので2頭目からは1万バーツにしてくれるそうです(うわさです。確認してません)。そしたらなるべく大勢でいっぺんに行って、2頭目から割引を交渉するのはどうでしょう(実際に行った方、情報を教えていただけると助かります)。
あ、メゲてない?書類もダウンロードした?!ウレシイです。それではさらに細かい注意点を。
動物検疫所に出す書類
Form C
採血のとき、獣医さんに記入してもらう場所は Form C 1/2にあるC-1 Veterinary Certification のところです。Form Aは自分で記入して保存しておきましょう。
BIOBEST社に送る書類
狂犬病血清学証明書 Rabies Serology Certificate
獣医さんに記入してもらう場所は、「担当獣医の詳細」と「動物の詳細」の2か所です。ちょっと謎な項目は右上にある 「Your Ref No. 参照番号」という項目。バイオベスト社に確認したところ、ここには①動物の名前②マイクロチップ番号③血清を何本も送るときは通し番号―――を記入してください、とのことでした。この書類を血清と一緒にバイオベスト社に送ると、検査結果が記入されて返送されてきます。もし自分で送る人は「Vet(獣医)じゃなくてOwnerに返送してください」って書いておくといいかもしれません(英語でですよ)。
パッケージラベル
ダウンロードしておいて、血清を箱詰めしたら箱に貼ります。「動物の血清検体です。商品価値はありません」とか「IATA650できちんと箱詰めしました」とか書いてある重要な紙で、万一返送されてきちゃったらまずいので、必ず貼ってくださいね。Import License Number は空欄でよい。Country of Origin はタイからならThailand と記入してください。
箱詰めの仕方
「IATA650準拠3重包装の例」はわかりやすいのでそれをみてください。必要だったものは、血清、必要書類のほかにセロテープ、マジックペン、綿、ジップロック、箱(10×10×10㌢以上)、エアキャップ(詰め物。新聞紙とかでも)でした。血清のチューブには動物の名前とマイクロチップ番号を記入してくださいね。
血清の送り方
血清は常温で送れます(ドライアイスとか入れる必要なし)。採血後5~7日で英国のバイオベスト社に着く必要があり、タイから英国へはEMSで4日で送れます。午前中に獣医さんで採血をしてもらい、書類と箱詰め材料は用意しておいて、その足で郵便局に行くのが○。トンソンなどの小さい郵便局はEMSの受付が午後2時半まで、土日休みなので注意してください。FEDEXは間違って関税がついちゃったときなどBIOBEST社に関税を払えというらしい。そうするとB社は箱を空けずに返送してくるので、血清がくさります。EMSで送るのがいいらしい。
到着後、2-4日で検査結果が出て、2週間くらいでAIRMAILで結果が送られてきます。それではGOOD LUCK!!

私はこの方法で検査結果をゲットしましたが、本当にやった方はうまくいったかどうか教えていただけると助かります。また、検疫の方法など刻々と変わるので、このブログのみではなく、必ず動物検疫所、BIOBEST社のホームページを確認してくださいね。
かかった費用
マイクロチップ装着 600B
狂犬病ワクチン×2 160B
証明書代 300B
Doctors Fee×2 400B
血清(1ml) 300B
検査費用 32.5£ 2210B
箱代(郵便局で) 14B
英国へEMS 1100B
計 5084B(1万5000円)
まず抗体検査の時期は、帰国まで6か月近くなってきたら。抗体検査をしてから、6か月以上はタイにいなくてはいけないからです(待機期間)。そして、抗体検査の有効期間は2年間です。
そして、抗体検査の前にマイクロチップを装着+2回以上狂犬病の予防接種を受けていること。もし前回、マイクロチップの装着と狂犬病の予防接種1回目を受けていたら、それから30日以上あとなら可です。今回2回目の予防接種をして、同じ日に抗体検査のための採血もできます。
さて、うちのヤイ&ジョジョの場合は、前回、マイクロチップ装着と狂犬病予防接種を受けていたので、30日後に予防接種と抗体検査。
まず、獣医さんにマイクロチップの番号を読み取って個体確認してもらいます。

次に狂犬病の注射。
そして採血。遠心分離してSerum血清(最低1ml)を作ってもらいます。

このとき大切なのが獣医さんに記入してもらう2種類の書類。
①日本の動物検疫所に提出する「Form C」
②英国の研究所BIOBEST社に送付する「狂犬病血清学証明書」(日本語版あり)
をあらかじめインターネットでダウンロードしておき、獣医さんに書いてもらいます(必要書類はうしろのほうにあります)。
それを箱詰めして郵便局からEMSで送ります。箱詰めの方法は「IATA650準拠の3重包装」というのにしなければいけないのですが、
簡単にいうと、
① 血清の入ったチューブ容器をセロテープで密封する
② チューブを綿の入ったジップロックに入れる
③ ジップロックの袋を衝撃緩衝材(まるめた新聞紙とかエアキャップ)とともに箱(1辺が10㌢以上)につめる
という3重の包装でもれを防いで送る、ということです。

というわけで参考までに、ダウンロードすべき書類のリストを。
動物検疫所のホームページ「犬猫等の検疫制度」
http://www.maff-aqs.go.jp/ryoko/newquarantine/newquarantine.htm
バイオベスト社のホームページへは検疫所のホームページのなかの「指定検査施設は」をクリックしていってください。
日本の動物検疫所のホームページより
① Form A (自分で記入)
② Form C (獣医に記入してもらう)
③ IATA650準拠3重包装の例
http://www.maff-aqs.go.jp/ryoko/newquarantine/quarantinesystem/import/kessei/iata650.htm
Form A、Cは狂犬病汚染国(タイとか)から帰国する動物のためのフォーム(計3枚)。3重包装の例は、血清の箱詰めの仕方が絵入りでくわしく書いてあります。
BIOBEST社 ホームページより
① 狂犬病血清学証明書 Rabies Serology Certificate
② クレジットカードでの支払いの紙 Rabies Serology Credit Card Payment
③ バイオベスト社の輸入許可証 Import License (イングランド用スコットランド用の2枚)
④ パッケージラベル
① の血清学証明書は日本語版があるので便利。Form Cとともに獣医に記入してもらいます。
支払いの紙にはクレジットカード番号などを記入。支払いは英ポンドになります。
輸入許可証は2枚。ただ箱に入れて送るだけ
パッケージラベルは血清送付上のいろんな注意が書いてあるもの。箱の外側に貼って送ります。
さて、
ここまで読んでどうでしたか、メゲましたか。私の友達はほとんどがメゲてました。実際に自分でやったのは私ともう1人だけ。メゲた方のためにおまけ情報です。トンローのチャロンスック病院では、マイクロチップと狂犬病の注射と抗体検査、コミコミで1万5000バーツ。2頭同時の採血+抗体検査だったら、送付代が浮くので2頭目からは1万バーツにしてくれるそうです(うわさです。確認してません)。そしたらなるべく大勢でいっぺんに行って、2頭目から割引を交渉するのはどうでしょう(実際に行った方、情報を教えていただけると助かります)。
あ、メゲてない?書類もダウンロードした?!ウレシイです。それではさらに細かい注意点を。
動物検疫所に出す書類
Form C
採血のとき、獣医さんに記入してもらう場所は Form C 1/2にあるC-1 Veterinary Certification のところです。Form Aは自分で記入して保存しておきましょう。
BIOBEST社に送る書類
狂犬病血清学証明書 Rabies Serology Certificate
獣医さんに記入してもらう場所は、「担当獣医の詳細」と「動物の詳細」の2か所です。ちょっと謎な項目は右上にある 「Your Ref No. 参照番号」という項目。バイオベスト社に確認したところ、ここには①動物の名前②マイクロチップ番号③血清を何本も送るときは通し番号―――を記入してください、とのことでした。この書類を血清と一緒にバイオベスト社に送ると、検査結果が記入されて返送されてきます。もし自分で送る人は「Vet(獣医)じゃなくてOwnerに返送してください」って書いておくといいかもしれません(英語でですよ)。
パッケージラベル
ダウンロードしておいて、血清を箱詰めしたら箱に貼ります。「動物の血清検体です。商品価値はありません」とか「IATA650できちんと箱詰めしました」とか書いてある重要な紙で、万一返送されてきちゃったらまずいので、必ず貼ってくださいね。Import License Number は空欄でよい。Country of Origin はタイからならThailand と記入してください。
箱詰めの仕方
「IATA650準拠3重包装の例」はわかりやすいのでそれをみてください。必要だったものは、血清、必要書類のほかにセロテープ、マジックペン、綿、ジップロック、箱(10×10×10㌢以上)、エアキャップ(詰め物。新聞紙とかでも)でした。血清のチューブには動物の名前とマイクロチップ番号を記入してくださいね。
血清の送り方
血清は常温で送れます(ドライアイスとか入れる必要なし)。採血後5~7日で英国のバイオベスト社に着く必要があり、タイから英国へはEMSで4日で送れます。午前中に獣医さんで採血をしてもらい、書類と箱詰め材料は用意しておいて、その足で郵便局に行くのが○。トンソンなどの小さい郵便局はEMSの受付が午後2時半まで、土日休みなので注意してください。FEDEXは間違って関税がついちゃったときなどBIOBEST社に関税を払えというらしい。そうするとB社は箱を空けずに返送してくるので、血清がくさります。EMSで送るのがいいらしい。
到着後、2-4日で検査結果が出て、2週間くらいでAIRMAILで結果が送られてきます。それではGOOD LUCK!!

私はこの方法で検査結果をゲットしましたが、本当にやった方はうまくいったかどうか教えていただけると助かります。また、検疫の方法など刻々と変わるので、このブログのみではなく、必ず動物検疫所、BIOBEST社のホームページを確認してくださいね。
かかった費用
マイクロチップ装着 600B
狂犬病ワクチン×2 160B
証明書代 300B
Doctors Fee×2 400B
血清(1ml) 300B
検査費用 32.5£ 2210B
箱代(郵便局で) 14B
英国へEMS 1100B
計 5084B(1万5000円)
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